突然ですが、日常的に使っている物の価格はご存じでしょうか?
日常的に使っている物ですから、大体の価格はわかっていると思います。
これが相場を知っているという状態です。
日常的に関わる物であれば、経験値があるので相場観が身についていることでしょう。



損をしたり騙されたりしないためには、相場を知っていることが重要です!
本記事では相場を知ることの重要性、相場を知るための方法をご紹介します。
頑張って稼いだお金ですから、誰かに搾取されないように守ってあげましょう!
相場を知らなきゃ損をする
なぜ相場を知らなければ損をするのか?
結論から申し上げますと、高く買って安く売ることになるからです。
これだけではまだよくわからないかもしれませんので、日常にまつわる例を挙げて説明します。
もしスーパーで大根が1本1000円で売られていた場合、みなさんはどう思いますか?
もしスーパーで大根が1本1000円で売られていた場合、みなさんはどう思いますか?



1本1000円なんてありえない!高すぎるだろ!
このように大根の価格が高すぎることにすぐに気づきますよね。
これは冒頭でもお話しした通り、普段買い物をしていれば経験値があるので、大根の価格をなんとなく理解しているからです。
もし相場を知らなければ、この大根が高いことに気づかずに買ってしまうわけです。
普段から相場を知る機会の多い物であれば、問題はありません。
しかし、数年に1度や一生に1度の買い物になると、相場観を身につける経験値が低いので気づかないうちに高い買い物をしていることがあります。
代表的なものでいえば車や家がそうです。
日常的に買うものではないので、相場を知らない方のほうが多いのではないでしょうか?
相場を知らないものを調べずに買おうとすると、大根を1000円で買うのと同じようなことになってしまいかねません。
こういった馴染みがなく、相場観のないものほど注意深くリサーチをすることが重要になります。
相場を知らなければ騙される可能性もある
最近では投資をする方が増えてきていますよね。
私も積み立てNISAのみですが、投資をしています。
投資がブームだからよくわからないけど、なんとなく始めようかなと言う方は投資詐欺にご注意ください。
詐欺案件について1つ例をあげてみます。



非常に魅力的な投資商品がありますので、あなただけに特別にご紹介させていただきます。
100万円投資していただきますと、月利5%で運用できる投資商品があるんですよ。



100万円の5%は5万円だから、毎月5万円手に入るってことか。
毎月5万円ももらえるなんて、すごくいい投資なんじゃないかな?
どうですか?すごく魅力的な話だと思いませんか?
営業マンの話が本当であればおいしい話ですが、残念ながら完全に投資詐欺です。
注目していただきたいのは、月利5%というところ。月利5%=年利60%になります。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏ですら年利20%ほどでしか運用できません。
世界一の投資家の3倍ものリターンをだせる投資商品があるわけがないです。
ましてや一般人にそんなうまい話は舞い込んできません。
さらにいうとばらつきはありますが、株式投資の平均的な年利は3~7%ほどなんです。
投資によるリターンの相場を知っているだけで、例のような投資商品が詐欺であることがすぐにわかります。
あくまでも1つの例ではありますが、相場を知ることの重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。
物を売るときの相場を知らない
私たちは、消費者と言われる立場ですので物を消費する、買うことに関しては鋭いですよね。
ただ物を売る側になると驚くほど鈍感になってしまうものなんです。
気づかぬうちに安く買いたたかれているかもしれません。
不用品をブックオフに売りに行ったことがある方って、結構多いんじゃないでしょうか?
この時の買取価格ってビックリするぐらい安いですよね。



不用品だしこんなもんか。自分で処分するよりは楽だし。
こんな感じで買取価格の低さを自分なりに納得させるところまでが、お決まりのパターンじゃないですかね。
これは私たちが物を売る経験が少なく、物を売るときの相場を知らないからなんです。
もし相場を知っていれば、別の場所で売ろうかなとなるはず。
買取店が悪いわけではないですが、相場を知らないことによって安く買いたたかれていることはあると思います。
多くの買取店が利益を出せているのは、それだけ私たち消費者が物を売るときの相場を知らないことの裏付けになるともいえます。
なるべく損をしないために物を売るときも、事前にリサーチしておいたほうがいいでしょう。
相場を知る方法
相場を知るのが大事なのがわかっても、どうすればいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
お手軽な方法はやっぱりネットで調べることでしょう。
また人から聞くというのも有効です。
購入を考えている場合には、実際にお店に足を運んで実物を見て、相見積もりを取ってください。
ネットで調べる
何かを買うとき、何かを売るときはまずネットでその商品の価格を調べてみてください。
「商品名 価格」などのキーワードで調べるといくつも情報がでてきます。
「価格.com」を使うと便利なので、オススメです。
物を売るときはネットオークションでの取引価格を知るのも、有効な手段の1つといえます。
【オークファン】を使えば、カンタンにオークションやフリマの落札相場を知ることができますよ。
手軽にいつでも調べることができますので、スキマ時間にでも欲しいもの、売りたいものの値段を調べてみてください。
人から話を聞く
人から話を聞くことで、ネットには載っていないような生の声が聞けるのはとても貴重です。
直接話を聞くことでしか得られない情報を知ることができるかもしれません。
すべてをネットで完結させるのではなく、人との情報交流も忘れないでおきたいところです。
実際に購入を考えている場合
購入を考えている場合には、ネットで事前リサーチをするのはもちろんですが、お店に足を運んで実物を確認してみることが大事です。
また、1つのお店ですぐに決めてしまうのではなく、他のお店と比較することも忘れてはいけません。
特に値段が高価なものや、失敗したくないものに関しては必ず相見積もりをしましょう。
同じ物でもお店によってサービスや値段は異なりますので、相見積もりを取って自分の納得できるお店を選ぶようにしてください。