電気代は水道光熱費の中でも高くなりがちですよね。
毎月の電気代を見て、「なんとか電気代を安くしたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな電気代ですが、電力会社との契約を見直したり、家電の使い方を工夫することで大幅に節約することが可能です。
本記事では、電気代の節約術をまとめてご紹介しています。
この記事を読むだけでも十分に電気代の節約できるので、ぜひ参考にしてみてください。


電気代を安くして、家計を楽にしましょう。
電気代の平均はいくら?


電気代の節約術を紹介する前に、電気代の平均をご紹介しておきます。
3つの項目にわけてご紹介しますので、ご自身の電気代と平均の電気代にどれだけの差があるか確認しておきましょう。
・世帯人数
・季節
・地域


平均よりも高い場合、節約することで大きく電気代を安くすることができるかもしれません。
世帯人数別の電気代平均
世帯人数 | 毎月の電気代の平均 |
---|---|
1人世帯 | 5,468円 |
2人世帯 | 9,183円 |
3人世帯 | 10,655円 |
4人世帯 | 11,376円 |
5人世帯 | 12,423円 |
6人以上世帯 | 14,852円 |
世帯人数が増えることで、生活スタイルが大きく変わるため電気代も高くなるようです。
季節ごとの電気代の平均
毎月の電気代は、季節によっても変動します。
季節ごとの電気代平均額にも注目してみましょう。
夏の電気代平均
世帯人数 | 電気代の平均(2021年7~9月) |
---|---|
1人世帯 | 5,107円 |
2人世帯 | 8,288円 |
3人世帯 | 9,772円 |
4人世帯 | 10,717円 |
5人世帯 | 10,856円 |
6人以上世帯 | 13,566円 |
夏はエアコンを使用する機会が増えるため、電気代が高くなる傾向にあります。


暑さに弱いので、家にいる間はずっとエアコンをつけてます。
冬の電気代平均
世帯人数 | 電気代の平均(2021年1~3月) |
---|---|
1人世帯 | 6,641円 |
2人世帯 | 11,491円 |
3人世帯 | 13,034円 |
4人世帯 | 13,378円 |
5人世帯 | 15,285円 |
6人以上世帯 | 18,130円 |
冬は夏よりも更に電気代が高くなります。
考えられる原因としては
・屋外と屋内の気温の差が大きいため
・日照時間が短く、電気をつける時間が長くなる
・洗濯ものが乾きにくいため、洗濯乾燥機や浴室乾燥を使う頻度が増える


我が家は、コタツと上着を着こむことで冬を乗り切っているので、夏よりも電気代は安いです。
春・秋の電気代平均
世帯人数 | 春の平均(2021年4~6月) | 秋の平均(2021年10~12月) |
---|---|---|
1人世帯 | 4,990円 | 5,068円 |
2人世帯 | 8,484円 | 8,470円 |
3人世帯 | 9,978円 | 9,838円 |
4人世帯 | 10,626円 | 10,785円 |
5人世帯 | 11,802円 | 11,748円 |
6人以上世帯 | 13,643円 | 14,069円 |
もっと電気代が安いイメージでしたが、意外と高いんですね。
地域ごとの電気代の平均
地域 | 電気代の平均 |
---|---|
北海道 | 11,658円 |
東北 | 12,687円 |
関東 | 10,384円 |
北陸 | 14,476円 |
中部 | 10,897円 |
関西 | 10,074円 |
中国 | 11,358円 |
四国 | 12,092円 |
九州 | 9,960円 |
沖縄 | 10,131円 |
全国平均 | 10,825円 |
地域によって、電気代の平均が大きく違いますね。
気温の差と送電コストの差が影響しているようです。
そのため気温の低い地域や、人口の少ない地域は電気代の平均が高くなっています。
契約内容を見直す電気代節約術


電気代の節約をするときに、まずやるべきことは電力会社との契約の見直しです。
電力会社との契約の見直しが上手くいけば、今と同じ電気の使い方をしても、毎月の電気代を安くすることができます。
現在の契約内容にもよりますが、毎月の電気代が1,000~2,000円安くなることも珍しくありません。
電力会社との契約の見直しが、電気代節約の第一歩です。
それでは、契約内容を見直す電気代節約術を順番にみていきましょう。
1.電力会社を変更する


契約している電力会社を変更することで、電気代の節約に成功している人が増えています。
2016年4月の電力自由化により、数ある電力会社の中から最適なプランを選べるようになったからです。
とはいえ、


選べる電力会社が多すぎて、どれを選べばいいかわからない。


自分で探して、比較するのは手間や時間がかかる。
こういった悩みを抱える人も多いです。
なので、各家庭ごとに最適な電力プランを教えてくれるサービスを利用するのがおすすめです。
特におすすめなサービスは「エネチェンジ」です。


エネチェンジは、お住いの地域と現在の電気の利用状況を入力するだけで、最適な電力会社とプランを教えてくれます。
契約している電力会社を見直して、今よりも電気代を安くしたい人は、ぜひエネチェンジをチェックしてみてください。
私が実際にエネチェンジを利用して、電力会社を変更する手順をまとめた記事もあります。
詳しい利用方法などを知りたい方は、合わせてお読みください。




2.契約プランを見直す


電力会社はそのままで、今の契約プランを見直すだけでも電気代の節約になることがあります。
電力会社によって以下のようにいろんな料金プランがあって、プランを自由に選ぶことができます。
・基本料金が高くて、電気代の単価が安いプラン
・基本料金が安くて、電気代の単価が高いプラン
・使用する時間帯によって、電気代の単価が安くなるプラン
電気の使用量が多い場合は、基本料金が多少高くても電力単価が低い方が電気代が安くなることが多いです。
また、共働きなどで日中ほとんど家にいない場合は、夜間の電気代の安いプランを選ぶとお得になります。
電気料金プランを見直すときは、電気の使用量と電気を使う時間帯で選ぶといいでしょう。
「エネチェンジ」を使えば、簡単に電気料金のシュミレーションができ、自分にぴったりな電気料金プランを見つけることができます。
無料なので、気軽に試してみてください。
3.契約アンペアを見直す


実は、契約アンペアを見直すことでも電気代の節約ができるんです。
契約アンペア数が大きくなるほど、基本料金が高くなる仕組みになっています。
つまり、今の電気の使用状況を見直し、契約アンペア数を下げることができれば電気代を安くすることができます。
以下の表は、東京電力の従量電灯Bプランの契約アンペア数に対する電気基本料金です。
契約アンペア数(A) | 基本料金 |
---|---|
10A | 280円 |
20A | 561円 |
30A | 842円 |
40A | 1,123円 |
50A | 1,404円 |
60A | 1,684円 |
例えば、契約アンペア数を40Aから20Aに変えると、毎月の電気代を約500円安くできます。


節約できるのはわかったけど、今の契約アンペア数がわからない。


アンペア数の目安があると助かるんだけど…
こういった悩みに関して、順番にお答えしていきますね。
まずは、現在契約中のアンペア数の確認方法は2つあります。
①分電盤に取り付けられているアンペアブレーカーの数字や色を調べる


画像の左にあるアンペアブレーカーの数字や色を見ることで、契約中のアンペア数を確認することができます。
②電気の検針票からアンペア数を確認する


画像のように検針票から、契約中のアンペア数を確認することもできます。
電力会社によっては、WEB上のマイページからも確認が可能です。
続いて、アンペア数の目安ですがこちらを参考にしてみてください。
・1人暮らし世帯:20~30A
・2人世帯または小さな子供のいる世帯:30~40A
・4人以上のファミリー世帯:50A
「アンペアチェック」というツールもあるので、利用してみるといいかもしれません。
・無理にアンペア数を下げてしまうと、ブレーカーが頻繁に落ちる
・アンペア数の変更は1年間に1回しかできないことが多いので、もっとも電気をたくさん使うときを想定して決める
・集合住宅の場合、オーナー(大家さん)の許可が必要な場合があるので事前に確認しておく


必要以上に大きなアンペア数で契約していないか、1度見直してみてください。
4.支払い方法を変える


わずかですが、電気料金の支払い方法を変えることで節約ができることがあります。
電気料金の支払い方法には、主に下記の3つの方法があります。
①振込用紙を使用して現金払い
②口座振替
③クレジットカード払い
現金払いに関しては、「どうしても現金払いでなければいけない」といった理由がなければ選ぶ必要はないです。
「口座振替」と「クレジットカード払い」のどちらがお得かということになります。
口座振替割引がない電力会社と契約しているなら、ポイントの貯まる「クレジットカード払い」一択です。
口座振替割引のある電力会社と契約しているなら、電気料金によってどちらがお得かを見極めます。


私はその他の生活費の支払いを「クレジットカード払い」にしているので、電気料金も
家電の使い方による節約術


ここからは、家電の使い方の見直しによる節約術を紹介していきます。
家電を順番に紹介していますが、特に以下の家電の使い方には気を付けてみてください。
・エアコン
・洗濯乾燥機
・冷蔵庫
・食器洗い乾燥機
・テレビ
これらの家電は特に消費電力が高く、電気代が高くなる原因になりがちです。


電気代が平均より高い場合、これらの家電の使い方に原因があることが多いです。
5.エアコンの使い方を見直す


エアコンの消費電力は、家電のなかでもトップクラスに高いです。
夏や冬は、電気代の全体の半分以上を占めることもあるので、その分節約効果も大きくなります。
設定温度を最適にする
設定温度を高くしすぎたり、低くしすぎたりするとエアコンの消費電力が上がって、電気代も高くなります。
節電を意識するなら、エアコンの設定温度は以下ぐらいにしておきましょう。
・冷房:26~28度
・暖房:20~22度


このぐらいの設定温度でも、十分快適に過ごせますよ。
基本的には自動運転モードでつけっぱなし
運転モードや風向きをこまめに変えたり、エアコンの電源をこまめにオン・オフするより、家にいるときは自動運転でつけっぱなしが一番効率的です。
なぜなら、エアコンで一番電力の消費が多いのは、室内温度を設定温度にする間です。
自動運転モードでは、必要以上にエアコンを動かすことがなくなり、電気代の節約につながります。


1時間以内の外出であれば、つけっぱなしでOK。
定期的なメンテナンス
室内機・室外機ともに定期的なメンテナンスをしてあげることで、電気代の節約になります。
室内機のフィルターや室外機のファンが汚れていると、熱効率が悪くなり余計な電力を消費してしまいます。
室外機本体の温度も熱効率に関係してきますので、日よけや雪よけを設置し、室外機の周りを片付けるようにしましょう。
断熱・遮熱対策をする
窓やカーテンに断熱・遮熱対策を行うと外気の影響を受けにくくなり、冷気や暖気を逃がさない効果も期待できます。
夏はカーテンやすだれ、遮熱シートなどを使って日差しを防ぐ工夫をしましょう。
冬は厚手のカーテンやブラインドが効果的です。
窓に断熱材を貼るとかなり効果的です。
服装で体温調節する
服装で体温調節することも大事です。
夏は通気性に優れた素材の服を着用してみましょう。
冬は1枚多く服を着たり、ひざ掛けやストールを使うのもいいですね。


私は、夏はTシャツとパンツ、冬は室内でも上着を着て過ごしています。
6.洗濯乾燥機の使い方を見直す


洗濯乾燥機のタイプにもよりますが、洗濯乾燥機は使用時電気代が高めです。
とくに、乾燥機能をよく使う場合は電気代がより高くなります。
まとめ洗いをする
1日分の洗濯物の量が少ない場合には、翌日分とまとめて洗うようにしましょう。
汚れがひどい洗濯物はあらかじめ予洗いをしたり、濡れたものは別にしておくと臭いや汚れが移る心配もなくなります。
詰め込みすぎない
まとめ洗いをするといいと言いましたが、詰め込みすぎはよくないです。
詰め込みすぎると、キレイに汚れが落ちなかったり、洗濯時間が長くなってしまいかえって電気代がかかってしまいます。
洗濯機に入れる量は、8割程度にしておくといいでしょう。
また、下に重い洗濯物を入れることによって、洗濯機の回転が良くなり電気代を抑えることができます。
スピードコースやお急ぎコースを使う
汚れの少ない洗濯物を洗うときには、スピードコースやお急ぎコースを使うことで、電気代の節約にもなるし時短にもなります。
標準モードよりも10~30分の時短になり、電気代を20~50%抑えることも可能です。
自然乾燥と併用する
ある程度乾かした後に、洗濯乾燥機でカラッと仕上げる方法が最も早く乾くうえに、電気代の節約にもなります。
LIONが行った実験によると「自然乾燥だけ」「乾燥機→自然乾燥」「自然乾燥→乾燥機」の3パターンのうち、最も早く乾くのは「自然乾燥→乾燥機」であることがわかっています。
また、資源エネルギー庁のデータによると、乾燥機だけ使う場合と、自然乾燥を8時間した後に乾燥機を使った場合では、年間で約10,650円の節約になるという結果も出ています。
乾いたバスタオルを一緒に入れる
乾燥させるときに乾いたバスタオルを1枚いれるだけで、10分程度早く乾燥させることができます。


豆知識として、覚えておくといいかもです。
メンテナンスはこまめに行う
洗濯乾燥機で主に手入れが必要になるのは
・乾燥フィルター
・洗剤ケース
・本体とフタのパッキン部分
特に心掛けたいのは「乾燥フィルター」です。
フィルターの手入れを怠ると、汚れやほこりがたまってしまい乾燥効率が悪くなってしまいます。
消費電力も高くなるので、気を付けたいポイントですね。
7.冷蔵庫の使い方を見直す


冷蔵庫は、年中無休で働き続けているので消費電力の高い家電になります。
一般家庭の消費電力のうち2番目に高いので、節約を意識したい家電です。
温度設定を適正に保つ
冷蔵庫の温度調整は、強・中・弱のダイヤルがついていたり、扉にデジタル表示で温度管理ができるようになっています。
気温の低い冬場は、ダイヤルを中や弱にして使うだけでも節約になります。
節電モードやecoモードがあれば、積極的にしようしてみましょう。
適正温度の目安は
・冷蔵庫:1~5度
・冷凍庫:マイナス18~マイナス22度
・野菜室:3~7度
壁から間隔をあけて設置する
冷蔵庫自体に熱がこもってしまうと、余分な電力を消費してしまいます。
冷蔵庫の周りに壁があると、上手く放熱することができなくなるので、壁から5~10cmは間隔をあけるように設置しましょう。
冷蔵庫の上にも物を置かないようにしてください。


どうしても置きたい場合は、スノコなどを間にしいて空間を作るようにしてください。
ものを詰め込みすぎない
冷蔵庫にものを詰め込みすぎると、冷風がまわりにくくなり、効率的に冷やすことができなくなります。
保存方法を確認し、常温保存が可能なものは常温で保存するようにし、なるべくものがいっぱいの状態を避けましょう。
逆に冷凍庫には隙間なく食品を入れることで、食品同士が保冷しあって節電効果が上がります。
何度も冷蔵庫を開け閉めしない
冷蔵庫のドアを開けるたびに中の冷気が逃げてしまうので、何度も開閉していると電気代が高くなってしまいます。
開けている時間を短く、かつ無駄な開閉をしないような工夫が必要です。
例えば
・どこになにが置いてあるか把握する
・一緒に使いそうなものはカゴにまとめて入れておく
・冷蔵庫用のカーテンを使う
見た目もスッキリするので、ぜひお試しください。
8.食器洗い乾燥機の使い方を見直す


手洗いに比べて手間も省けて水道代やガス代の節約もできる食器洗い乾燥機。
ですが、使い方によっては電気代が高くなってしまうので注意が必要です。
乾燥機能はなるべく使わない
食器洗い乾燥機の電気代が高くなる主な原因は、乾燥機能にあります。
食器の洗浄が終わったあとは食洗機のフタを開けておけば、自然乾燥でも十分に乾きますのでお試しください。
まとめて洗う
少量の食器の場合は水につけておき、ある程度食器がたまってから洗うようにするといいでしょう。
ただし、食器同士のすきまがないほど詰め込んでしまうと、洗い残しが発生するので詰め込みすぎにも注意が必要です。
9.テレビの使い方を見直す


テレビの視聴時間が長く、テレビのサイズが大きかったり、ハイスペック(4Kなど)だと意外と電気代が高くなります。
電源を切るときは主電源をオフにする
主電源から切ることによって、待機電力を削減できるので節約につながります。
テレビにつなげているゲームなども、遊び終わったら主電源から切るようにしましょう。
コンセントを抜く必要はありません。
頻繁にコンセントを抜き差ししていると故障の原因にもなるし、番組表の再取得などで余計に電気代がかかることもあるからです。
画面の明るさや音量を適切にする
画面の明るさを抑えると、消費電力を少なくすることができます。
またわずかではありますが、音量を低くすることでも節電効果があります。
必要以上に明るくしたり大きな音にせず、適切な設定でテレビを視聴してみてください。


テレビの画面にほこりがたまると見えにくくなるので、定期的に掃除するのも効果的です。
10.ドライヤーの使い方を見直す


ドライヤーの使い方を見直すことで、電気代の節約にもなりますし、時短にもなるのでぜひ見直してみてください。
ドライヤーを使う前に、タオルで十分に水分を取っておく
タオルドライをしっかりすることで、髪を素早く乾燥させることができます。
髪が長いと面倒に感じるとは思いますが、熱風によるダメージを減らすためにも入念に行ってください。
タオルの上からドライヤーを当てる
ドライヤーを使うときにタオルの上から当てる「タオルサンド法」も節約に有効です。
タオルに先に水分を吸わせることで、より水分が蒸発しやすくなります。
冷風も活用する
冷風(送風)は普通にドライヤーを使うよりも、消費電力が少ないです。
冷風だけで乾かすのは難しいですが、熱風を使用する合間に冷風を使用することで、全体的な消費電力を抑えることができます。


仕上げは冷風にするなどの工夫をしてみましょう。
湿度の低い場所で乾かす
お風呂上がりの洗面所は高温多湿になるので、髪を乾かす時間が長くなります。
洗面所では水分を拭き取り、乾燥した部屋でドライヤーを使うと髪を早く乾かすことができるのでお試しください。
11.炊飯器の使い方を見直す


炊飯器の節約ポイントは、なるべく保温時間を短くすることです。
・なるべくご飯はまとめて炊く
・保温せずに冷凍庫で保存する
・タイマー機能を使って、食べる時間に炊き上がるようにする
・エコ炊きモードを利用する
12.電子レンジの使い方を見直す


電子レンジはほぼ毎日使うからこそ、節約も意識したい家電です。
・定期的に掃除してキレイな状態を保つ
・無理にたくさんのものを詰め込まない
・解凍するときは、事前に自然解凍しておく
・ターンテーブルの場合は、外側に置く方が温まりやすい
・フラットタイプの場合は、中心に置く方が温まりやすい
13.トイレの使い方を見直す


トイレの節電方法も意外とあります。
古いタイプのトイレだと、かなり電気代がかかっている場合もあるので節電につとめましょう。
・フタを閉めて、便座が冷えるのを防ぐ
・便座の温度やウォシュレットの温度を低くする
・必要のない時は、便座の暖房を切る
・こまめに掃除をする
14.電気ポットの使い方を見直す


沸騰させるときはもちろん、保温時にも電力を消費しているので意外と電気代が高くなる家電です。
必要な時だけ使う意識を持つと節約につながります。
・長時間の保温は避ける
・使わない時は、コンセントを抜いておく
・必要な量だけお湯を沸かす
・保温するときは無駄に設定温度を高くしない
15.アイロンの使い方を見直す


アイロンの電気代は、少しの工夫で抑えることが可能です。
まずは気軽に節約術を試してみてください。
・アイロンかけの順序を工夫して、温度を上げる待ち時間をなくす
・アルミ素材のアイロン台を使う
・洗濯物を干すときに、ある程度シワを伸ばしておく
・シワになりにくい素材の衣類を選ぶ
16.パソコンの使い方を見直す


自宅で仕事をする人も増え、パソコンを日常的に使用する機会が増えています。
大量の電力を消費するわけではないですが、節約の意識は持っておきたいですね。
・シャットダウンとスリープモードを使い分ける(90分以内ならスリープモード)
・使っていない周辺機器は外しておく
・明るさやアニメーションを最適に設定する
・パソコン周辺の風通しを良くしておく
17.掃除機の使い方を見直す


電気代もゴミと同じで、チリも積もれば山となります。
・スイッチのオン・オフを繰り返さない
・「強」「弱」を使い分ける(自動モードがある場合は、自動モードを使う)
・こまめにメンテナンスをする
・掃除機以外の掃除道具も活用する
その他の電気代節約術


18.古い家電を買い替える


何十年も前の家電を使い続けている場合は、新しい家電に買い替えるのも節約効果があります。
家電の省エネ性能は日々進化しているので、古い家電より新しい家電のほうが電気代が圧倒的に安くなるからです。
とくに、電気代が高くなりがちな「エアコン」「冷蔵庫」「テレビ」などを買い替えると、1年間で1万円以上電気代が安くなることもあります。


お得に購入できる時期を狙ったり、型落ち品を選ぶと安く買うことができますよ。
19.照明器具をLEDに交換する


照明器具をLEDに交換することで、長期的に見ると節約になります。
LEDは蛍光灯に比べて寿命が長く取り換え頻度が少ないですし、消費電力も少ないからです。
間取りなどによっても異なりますが、照明器具をすべてLEDに交換することで、1年間に1~2万円電気代が安くなることもあります。


家の照明を一気にLEDに交換しようとすると購入コストが大きいので、よく使う場所からLEDに交換するなど工夫してみてください。
寿命が長く、消費電力が少ないので、購入コストを考えても最終的にはLEDに交換する法がお得ですよ。
天井の配線器具によっては、LEDが取り付けられない場合があるので事前に確認しておきましょう。
20.電力使用量をチェックする


普段じぶんがどれぐらい電気を使っているかをチェックすることで、節電の意識が高まり節約することができます。
WEB上で簡単に確認することができるので、日ごろから電力使用量や電気代を気にかけてみてください。
旧一般電気事業者10社の会員向けマイページのリンク先を、以下の表にまとめております。
電力会社 | マイページ |
---|---|
北海道電力 | ほくでんエネモール |
東北電力 | よりそうeねっと |
東京電力EP | くらしTEPCO web |
中部電力ミライズ | カテエネ |
北陸電力 | ほくリンク |
関西電力 | はぴeみる電 |
中国電力 | ぐっとずっと。クラブ |
四国電力 | よんでんコンシェルジュ |
九州電力 | キレイライフプラス |
沖縄電力 | おきでん more-E |
新電力会社の場合も、WEB上の会員向けマイページで電気代を調べることができます。
電気の使用に対する意識を変えるだけで、無駄な電気を使わなくなるのでチェックする癖をつけるといいですね。
まとめ:できることから始めてみよう


今回の記事では、電気代の節約術についてまとめてご紹介しました。
合わせて20個の節約術をご紹介していますので、まずはできそうなことから試してみてください。
いろいろな節約術がありますが、とくにおすすめなのが「電力会社を変更する」です。
契約する電力会社を変更すれば、電気の使い方が同じでも電気代の節約が可能になるからです。
電力会社を変更することで、年間の電気代が10,000円以上安くなる家庭も珍しくありません。


電気代の高さに悩んでいる人は、この機会にまずは契約中の電力会社を見直してみてください。


電力会社の見直しをする際に、「エネチェンジ」を使うとあなたにピッタリの電力会社を簡単に見つけることができますよ。
私が実際にエネチェンジを利用して、電力会社を乗り換えた手順をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。




せっかくだから「電気代だけじゃなくてガス代と水道代も節約してみよう」と思った方は、以下の記事もご覧ください。







